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【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】木星と土星が800年ぶり大接近する「惑星直列」 天変地異が起きる予言も (1/2ページ)

 来週の21日月曜日の夜から翌日にかけて、木星と土星が約800年ぶりに大接近する。2つの星の見かけ上の距離が満月の5分の1ほどにまで縮まる。望遠鏡で見ると2つの星が同じ視野に入るほどになる。

 晴れていれば世界中で観測できる。だが、最も長く見えるのは赤道付近で、北へ行くほど地平線に沈むまでの間に見える時間が短くなる。日本では西南の空に見えるが、夕方6時前に暗くなるので夜7時には地平線に消えてしまう短いショーだ。

 約800年前とは1226年3月4日のことだ。日本では鎌倉時代、世界ではチンギス・ハーン帝国の西征が始まったときだった。西洋では十字軍が活躍していた。

 木星と土星は太陽系の惑星ではもっとも大きい。ともに直径は地球の約11倍ある。それぞれ太陽のまわりを回っていて、木星は約12年、土星は約30年で太陽を1周している。地球から見たら約20年ごとに並ぶ。

 しかし、今回ほど近づくのは珍しい。西暦で紀元0年から3000年の間に今回のような大接近は7回だけだ。しかもそのうちの2回は太陽に近すぎて望遠鏡がなければ観測できない。だから、今度はめったにない機会だ。

 これら惑星が近づいてみえる現象には「惑星直列」という名前がついている。これらの惑星が宇宙空間に直列に並んでいるという意味だ。予言者やSFなどの小説の世界では有名な言葉だが、じつは天文学の用語ではない。

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