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中国、WHOを“悪用”か 国際調査団が来年1月に訪問予定も…中国への忖度見え隠れ、すでに証拠隠滅の可能性 (1/3ページ)

 世界中で猛威をふるう新型コロナウイルスの起源解明を目指すため、世界保健機関(WHO)の国際調査団が、来年1月にも中国入りする見通しだと報じられた。ただでさえ遅きに失した感が強いが、中国への忖度(そんたく)も見え隠れするWHOに徹底調査ができるのかという問題もある。湖北省武漢市起源を否定する中国に利用されるような事態は許してはならない。

 ロイターによると、WHO高官は17日の記者会見で、「われわれの理解では、中国は国際調査団とその訪問を歓迎している。われわれが認識している限りでは、訪問は1月上旬になる予定だ」などと述べた。

 英BBCは、新型ウイルスはコウモリ由来か▽コウモリと人を結びつける『中間宿主』がいたのか▽武漢市の生鮮市場が初期の流行の中心だったのか-が集中的に調査される可能性を指摘する。

 ただ、本当に中国当局が協力するのか、大いに疑問が残る。

 中国外務省の汪文斌副報道局長は同日の記者会見で、「感染症の発生以来、中国は開放的で透明性を持って責任のある態度で、WHOと起源の解明に向けた協力を率先して進めてきた」と主張。調査団を受け入れるかどうかや、具体的な日程は明言しなかった。

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