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「預かったお金で、返すつもりだった」吉川元農水相、現金受領認める 入院理由に「職責を果たすことが難しく…議員辞職」決意 (1/2ページ)

 自民党の吉川貴盛元農林水産相(70)=衆院北海道2区=に、鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)グループの元代表(87)が現金500万円を提供した疑惑で、吉川氏が現金の一部受領を認め、「預かったお金で、返すつもりだった」と周囲に釈明していたことが分かった。産経新聞が22日朝刊で報じた。吉川氏は21日、事務所を通じて議員辞職すると発表した。東京地検特捜部はアキタ社や鶏卵業界関係者らの聴取を重ねており、立件の可否を慎重に検討しているもようだ。

 吉川氏は、慢性心不全などで入院治療を行っているとして、「国会議員としての職責を果たすことが難しく、国民の負託に応える十分な活動ができなくなると思い、辞職する決意をした」とコメントした。

 疑惑をめぐっては、元代表が鶏卵業界に便宜を図ってもらう目的で、吉川氏のほか、元農水相で内閣官房参与を辞職した西川公也氏(77)に現金を配布した疑いが持たれている。

 吉川氏については、農水相を務めた2018年10月~19年9月、元代表と大臣室や議員会館で少なくとも8回面会。うち3回は大臣室で会っており、この際に現金を渡された疑いがある。

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