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コロナ感染者 ママ友に「無症状」と報告し、仲間はずれに (2/3ページ)

 「元気に会食ができている時点で参加者は『無症状』だったと考えられます。無症状者の感染はほぼ経路がたどれず、誰が誰に感染させたか不明なケースが多いので、会食した人に感染について直接伝えなかったとしても、後で『あなたにうつされた』と言われるのは筋違いです。ただし、感染拡大を防ぐため、保健所と当事者に包み隠さず話すことが当然であり、その上で後のことは、保健所の判断に委ねるべきです」

 自分が感染したとき以上に悩ましいのが、「親族が感染した」ケースだ。都内在住の40代パート主婦Cさんは義母が感染した。

 「高齢なので会わないようにしていましたが、外せない要件で顔を合わせた直後に義母が感染。私は濃厚接触者ではないと判断されましたが、周りに知らせることが大事だと思い、学校や子供の塾に『実は義母が感染しまして』と連絡しました。それが大失敗で、あっという間に噂が町内を駆け巡って、ご近所さんから白い目で見られるようになり、塾からも『お子さんの通塾は控えてはいかがですか』と言われました。よかれと思ったのに、残念です」

 夫が感染した大阪在住の50代パート主婦Dさんも苦しい胸の内を明かす。

 「以前、私のパート先にご主人が感染した女性がいたのですが、その人は検査で陰性だったのに、『ほとぼりが冷めるまで控えて』と社員から暗に言われ、パートをお休みしていました。私も陰性でしたが同じようになるのが怖く、夫が感染したことは職場に隠しています。ただでさえコロナでパートの勤務時間が減ったのに、給料がカットされたら暮らしていけませんから」

NEWSポストセブン

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