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【松井一郎 維新伝心】大阪府独自の「支援金制度」検討、医療従事者に報いる制度は不可欠 2021年はコロナを克服して、普通の生活を (1/2ページ)

 日本国内の新型コロナウイルス感染者が21日、累計で20万人を超えた。わが大阪の感染確認も2万7000人を超えている。気温と湿度が下がってウイルスの生存期間が長くなり、感染が拡大している面もあるようだ。だが、今回の「第3波」は、「第1波」や「第2波」に比べて感染スピードが格段に速い気がする。

 欧州では、従来種より感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異種が出現しているそうだ。英国のボリス・ジョンソン首相は「感染力が最大で70%強い」と語っていたが、専門家の分析・検証を待ちたい。

 こういう非常事態を想定して、大阪府の吉村洋文知事は8月から重症者を受け入れる臨時医療施設「大阪コロナ重症センター」の整備を進め、今月15日から段階的に患者の受け入れを始めた。課題だった看護師の確保も、全国各地の自治体や自衛隊から派遣を受けることができた。協力していただいた自治体や自衛隊には、心から感謝している。

 同時に、軽症・中等症患者の病床を拡充することも必要だ。感染者を新たに受け入れる医療機関のインセンティブ(動機付け)として、府独自の支援金制度を創設も検討している。

 医師や看護師の方々は日々、崇高な信念と使命感で働いてくれている。ただ、新型コロナ患者への対応は専門知識や経験が必要だ。医療従事者の頑張りに甘えているだけではいけない。きちんと報いる制度は不可欠だ。

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