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対中包囲網へフランス“参戦” 香港、ウイグルでの人権弾圧が引き金 来年5月に日米仏で初の共同訓練 (2/2ページ)

 ヴァンディエ氏は、中国の軍事的覇権拡大に対峙(たいじ)する、日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略対話「QUAD(クアッド)」との連携強化に言及し、自衛隊と米軍、フランス軍が来年5月、日本の離島で共同訓練を初めて実施することを明らかにした。

 フランスは、数年前までは「中国寄り」の姿勢をとっていた。中国・武漢市の「ウイルス研究所」設立にも協力したとされる。対中包囲網に加わった背景は何か。

 中国事情に詳しい評論家の石平氏は「フランスは本来、人権問題で世界の先頭に立ってきた国だ。コロナ禍に加え、香港やウイグルでの人権弾圧が明らかになったことで目覚め、『人権を犠牲にしたビジネスは続けるべきではない』と方針転換した。この姿勢は評価できる。むしろ、(政治と経済は別という)日本の姿勢が今後問われることになる」と語った。

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