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韓国大統領、検事総長懲戒めぐり謝罪 「政権vs司法」の構図に拡大 (1/2ページ)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が尹錫悦(ユン・ソンヨル)検事総長に下した停職2カ月の懲戒処分に対し、裁判所が尹氏の訴えを認めて処分の停止を命じたことをめぐり、文氏は25日、国民に向けて陳謝した。一方で、文氏周辺者は、検察に加えて裁判所まで攻撃の標的にし始めており、対立は「政権」対「司法」の構図に拡大している。

 大統領府によると、文氏は、尹氏の職務復帰を認めた24日の裁判所の決定を「尊重する」とし、「結果的に混乱を招いたことについて人事権者として謝罪申し上げる」と述べた。

 同時に、尹氏の懲戒理由の一つとされた判事の個人情報の不法収集疑惑を持ち出し、検察も権力行使に関し「自省するきっかけになるよう期待する」とクギを刺した。検察にこそ騒動の責任があると苦言を呈した形だ。

 政策推進で「公正さ」にこだわってきた文氏は、秋美愛(チュ・ミエ)法相が進めた尹氏の懲戒処分でも手続きの公正性を担保するよう指示してきた。だが、今回、裁判所は懲戒審査で公正な手続きが維持されなかった点を問題視した。検察トップの排除という不公正な形で進めようとした文氏の公約の検察改革についても批判が高まることは避けられない。

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