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MEGA地震予測「いま最も危ない」3ゾーンはここだ! 村井氏「震度6程度が1~2月に発生する可能性」 (3/3ページ)

 関東大震災の震源として有力な神奈川県の大井で「9センチの高さ変動もあった」という。この異変は一体、何を意味するのか。

 ■危険度2 信越ゾーン

 20年9月中旬、長野県中部、岐阜県飛騨地方で計60回以上、群発地震が発生したのは記憶に新しい。現在は収まってはいるものの、長野県の茅野にあるプライベート観測点で目立った動きがあった。JESEAの早期警戒システム(MEW)=別項=が異変をキャッチしたのだ。

 「茅野は、九州や四国から東西に延びる中央構造線と、新潟県南北に延びるフォッサマグナ(大地溝帯)の交点にあたり、断層が多い。10月14日に茅野の観測点で、いままでにないほどの大きな異常値が出て以来、11月末までに隆起を続けた」(村井氏)

 ■危険度3 東北ゾーン

 黒色が目立つ太平洋岸は、東日本大震災で大きく沈降した。だが、その反動で隆起が進んでおり、「地震の常襲地帯」(村井氏)といえる。

 「水平方向に着目すると、岩手、宮城両県の東側が東方向に動く一方、青森県南部と岩手県北部、福島県南部と茨城県北部は、ほとんど変化がない。つまり、岩手県の北部、宮城県の南部それぞれの境が引きちぎられそうになっており、地震が起きやすい」(同)

 太平洋岸の状況に反して、日本海側の秋田県や山形県では沈降するエリアがみられ、東北全体でひずみがたまりやすくなっている。

 ■早期警戒システム(MEW) 地震が発生する前、宇宙空間の測位衛星から発信された電波が、受信局に到達するまで異常に遅延する現象が起きる場合があるとされる。その現象に着目し、JESEAが構築した検知システム(特許取得)。発生可能性の時間的精度向上に応用している。

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