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菅義偉首相、単独インタビュー! 「医療崩壊は絶対に防ぎ、国民の命と暮らしを守る」 コロナ対策批判「真摯に受け止め、一つ一つ解決していく」 (1/4ページ)

 菅義偉首相が、夕刊フジの単独インタビューに応じた。新型コロナウイルスの感染者増が続く「第3波」の現状と原因、観光支援事業「GoToトラベル」を全国で一時停止とした決断と背景とは。企業の倒産や失業を防ぐ緊急対策と、日本経済復活への大変革を狙った「グリーン化(脱炭素)」と「デジタル化」への決意と展望。日本固有の領土である沖縄県・尖閣諸島を死守し、「自由で開かれたアジア太平洋」のために日米同盟を強化させる外交・安全保障戦略。厳しい批判を真摯(しんし)に受け止めて、仕事の成果で見せる政治信念などを披露した。

 --新型コロナの「第3波」は感染者数が非常に多い。現状をどう見ているか。原因は何か?

 「政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会などによると、気温と湿度が下がり(ウイルスの生存期間が長くなり)感染が拡大した面があるようだ。感染リスクとしては、飲食の場面が指摘されている。活発な社会経済活動を行っている20~50代が感染し、家庭内や医療機関で広げて、重症化リスクの高い高齢者にうつしている。これらが、第1波、第2波との違いだ」

 --「GoToトラベル」は全国で一時停止(2020年12月28日から21年1月11日まで)となった

 「例年、年末年始は医療提供体制を縮小せざるを得ない状況になる。国民の方々の命を守るため、コロナ禍での医療崩壊は絶対に防がなければならない。このため、専門家による分科会の提言に基づき、いわゆる『ステージ3』という感染が相当拡大している地域、すなわち、東京都と大阪府、北海道で、『飲食店の時間短縮』『GoToトラベルの一時停止』などに取り組んだ。残念だが、時短を早く始めた北海道は別として、増加傾向は止まらなかった」

 「非常に悩んだが、12月14日、全国で新規感染者数が3000人を超えたのを機に、年末年始に集中的に対策を行うため、GoToトラベルを全国一律に一時停止することを決断した。年末年始、GoToを利用して帰省したり、家族旅行するなど計画を立てていた人も多かったと思うが、大変申し訳ないと思う」

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