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【zak女の雄叫び】コロナ禍の新年祝賀 装いに見る「寄り添い」のご姿勢 (2/2ページ)

 宮内庁によると、コロナ禍で多くの国民が苦労している状況に配慮し、両陛下のご意向で、宝飾品であるティアラの着用を控えることを決められたのだという。

 どの時点で判断されたかなど、詳細な経緯は明らかにされなかったが、くしくも前日の12月31日には、都内で初めて1000人を超える1337人の感染が確認されていた。新しい年を迎えても、国民の不安が払拭されない厳しい状況に、国事行為として決めれた儀式の中でも、できる限りの形で寄り添われたのだと感じた。

 感染拡大をめぐっては、祝賀の儀の縮小に加え、今年は例年1月2日に行われる新年一般参賀も見送りとなったが、その代わりとして元日の早朝、陛下から国民にあてたお言葉のビデオメッセージが公表された。皇后さまも同席されたビデオメッセージで陛下は、国民が「安心して暮らせる日が必ずや遠くない将来に来ること」を信じ、「思いやりを持って助け合い、支え合いながら、進んで行く」ことの大切さを示された。

 そうした国民への寄り添いのお気持ちを、両陛下は今後、どのような形で示されていくのか。お言葉だけでなく、装いやご所作などその細部にも、注目していきたい。(い)