記事詳細

中国、WHO調査団の入国拒否! テドロス事務局長が批難「大変失望」 やはりコロナ“中国起源”隠蔽か 石平氏「もはや世界レベルの人権侵害」 (1/3ページ)

 習近平国家主席率いる中国が、許しがたい抵抗を続けている。世界中で185万人以上の死者を出し、日本の首都圏でも「感染爆発相当」という非常事態を招いている新型コロナウイルスの起源解明に向けた世界保健機関(WHO)による国際調査団の入国を許可しないのだ。昨年末に発売された月刊誌「正論」(2021年2月号)は、中国当局が20年1月、武漢での大流行を隠蔽するよう指示したとする文書をスクープしたが、やはり共産党独裁国家には隠したいことがあるのか。「中国ベッタリ」と揶揄(やゆ)されるWHOのテドロス・アダノム事務局長までが「大変失望した」と批判する事態となっている。

 WHOは昨年12月、日本を含めた各国の専門家による調査団を今月第1週に中国に派遣すると発表した。各団員は今月5日に中国に向けて出発し、中国国内で自主隔離期間を経て、新型コロナの感染源となった湖北省武漢市に入る予定だった。

 ところが、テドロス事務局長は5日、ジュネーブでの記者会見で、中国当局が国際調査団の入国に必要な認可を出していないことがこの日に判明したと発表し、冒頭の批判を口にした。

 ドナルド・トランプ米政権は、テドロス氏率いるWHOを「中国寄り」と批判し、国連事務総長にWHO脱退を正式通知した(脱退は来年7月)。そのテドロス氏が、新型コロナの問題をめぐり、中国の対応を表立って批判するのは異例とみられる。

関連ニュース