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【室谷克実 新・悪韓論】韓国歴代政権の末期症状 「大統領の息子様」らの傲慢と特権、「朴槿恵型崩壊」先読みで“政権ベッタリ”の裁判所にも変化 (2/3ページ)

 「赤いタマネギ男」ことチョ・グク前法相夫婦が尻尾をつかまれたのも「出来悪の娘」を「超エリート」に仕立てようとした韓国の権力者型親心のためだった。

 文大統領の息子であるジュンヨン氏に関しては、私が説明するよりも、朝鮮日報の日本語サイト(2021年1月3日)で、「アーティストのムン・ジュンヨン様へ」を、お読みいただくのがいいだろう。

 「大統領の息子様」の傲慢ぶり(異常な自画自賛)が、よく分かる。彼が手にしたソウル市の補助金「新型コロナウイルス被害緊急芸術支援金」は1400万ウォン(約130万円)に過ぎない。が、「(ソウル市は)きちんと使うことができる人を選んだ」とは、親譲りの自画自賛癖が出たのかと思わせる。

 「大統領の息子様」の言動は、朴槿恵(パク・クネ)前大統領を地獄に引きずり込んだ、親友の崔順実(チェ・スンシル)氏の娘のことも想起させる。この娘は、梨花(イファ)女子大学への不正入学を指弾されると、「親も金も実力のうちだ」と述べて、「朴槿恵糾弾」の世論を飛躍的に盛り上げた。

 韓国の歴代政権の末期には、核心層の内部が分裂する。

 政権ベッタリだった裁判所が、チョ・グク夫人に有罪判決を下し、検事総長の職務停止決定に無効の決定をしたのは、「司法の独立が生きていた」といったきれい事ではない。裁判官たちが「政権ベッタリではヤバイ」と見たからだろう。これも体制の内部分裂の1つの様相と見て取れる。

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