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「禁断の音楽」聴きまくった北朝鮮男性を公開処刑 (1/3ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長は5日から行われている朝鮮労働党第8回大会での報告で、「社会生活のあらゆる側面で北朝鮮独自の革命的生活様式を確立し、非社会主義的な要素を完全に排除する」よう呼び掛けた。

 非社会主義とは、北朝鮮が「社会主義に似つかわしくない」と考えるすべての要素を指す。金正恩氏の呼びかけで、そうした要素に対する取り締まりはいっそう激しくなるだろう。

 また、12月4日の最高人民会議常任委員会第14期第12回総会では、「反動的思想・文化排撃法」が採択されている。主に韓流と海外のラジオ放送にターゲットを絞って取り締まりを強化するためのものだ。

 施行当初は人々に法を広く知らしめ、恐怖を植え付ける目的で、違反者を公開処刑するのが北朝鮮の常套手段だが、実は同法の成立前に犠牲者が出ている。

 (参考記事:『愛の不時着』見たら公開処刑も…北朝鮮「韓流新法」の中身

 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の司法機関の幹部の話として、RFAを愛聴していた船長が公開処刑されたと報じた。船長は「耳に心地よい音楽」--つまり、北朝鮮では「禁断」とされている韓国や欧米の音楽の虜になっていたということだ。

 (参考記事:女性芸能人たちを「失禁」させた金正恩氏の残酷ショー

デイリーNKジャパン

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