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金正恩氏が党総書記に 父と肩並べる、妹・与正氏は政治局員候補にも選ばれず

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が第8回党大会で党総書記に推挙され、就任したと朝鮮中央通信が報じた。総書記の肩書の復活は2011年12月に死去した父の金正日(ジョンイル)氏以来。祖父の金日成(イルソン)主席も用いた党最高指導者の呼称を引き継ぐことで、権威付けや体制の結束を図る狙いとみられる。

 党大会で採択した決定書は、正恩氏を「革命の唯一無二の継承者、指導者で、わが国の強大さの象徴だ」と位置づけた。「国家核戦力の完成を実現させ、祖国を世界的な軍事強国へ発展させた」とも主張した。

 正恩氏は12年に新設した党第1書記、16年の前回党大会で党委員長に就任していた。正恩氏は正日氏が掲げた軍を優先する「先軍政治」からの脱却を進めており、執権10年目に入り、父の呼称に気兼ねせず、肩を並べる段階に達したことを示す意図もうかがえる。

 一方、正恩氏の妹、金与正(ヨジョン)党第1副部長は、これまで務めていた政治局員候補にも選ばれなかった。経済政策失敗の引責との見方もあるが、実情は不明だ。

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