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窮地の文在寅に「反日同盟」の危険な誘惑 (1/2ページ)

 今月5日から行われている北朝鮮最大の政治イベント、朝鮮労働党第8回大会に関しては今のところ、次のような点が注目されていると言える。

 ・金正恩氏が総書記に就任した

 ・北朝鮮が核兵器開発をより強力に推進していくことが鮮明になった

 ・アメリカを最大の敵と呼び、敵視政策の撤回を迫った

 ・金与正氏が少なくとも肩書の上で降格された

 ・金正恩氏が経済制裁の失敗を率直に認めた

 いずれも深く分析する価値のある、興味深い要素だ。ただ筆者としてはさらに、次の点に興味をひかれた。金正恩氏は党中央第7期活動報告で、韓国との南北関係について次のように述べている。

 「北南関係の現実態は、板門店宣言の発表以前の状態に逆戻りしたと言っても過言ではなく、統一という夢はよりはるかに遠のいた。(中略)

 (南朝鮮は)先端軍事資産の獲得や開発の努力を加速化すべきだの、すでに保有している弾道ミサイルや巡航ミサイルよりも正確で、強力で、遠くまで飛んでいくミサイルを開発するようになるだろうだの、世界最大水準の弾頭重量をそなえた弾道ミサイルを開発しただのと言った執権者の発言から説明すべきであり、引き続く先端攻撃装備を搬入する目的と本心を納得できるように釈明すべきである」

 北朝鮮が韓国の軍備増強を非難するのは以前からのことだ。とくに、北朝鮮の力では対応しようのないステルス戦闘機の導入には神経を尖らせている。ただ、これまではそうした韓国の行動を非難しながらも、「納得のいく説明をしろ」とは言わなかった。筆者の記憶では、これが初めてだと思う。

デイリーNKジャパン

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