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「生意気な青二才」「お前が言うな」批判も浴びた金与正氏…降格の背景は (1/2ページ)

 北朝鮮の平壌で5日から行われている朝鮮労働党第8回大会で10日、党中央委員138人と委員候補111人が選挙され、続けて行われた党中央委員会第8期1回総会で、政治局常務委員会委員など権力中枢の指導機関メンバーを選出した。

 その中で注目を集めているのは、金正恩氏の妹・金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長の人事だ。政治局委員候補から外れており、肩書の上では降格と言える。党中央委員会部長の名簿にも名前がない。これまでのスピード出世を考えれば、肩透かしに近い結果と言える。

 実際、北朝鮮国内には金与正氏への反発もある。デイリーNK内部情報筋によれば、金与正氏が女性の喫煙を規制しようとしたところ、兄の正恩氏がヘビースモーカーであることを理由に、国内の女性から「お前が言うな」というニュアンスの反発が出たとのことだ。また米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、北朝鮮が昨年6月、韓国の脱北者団体による対北ビラ散布への報復として、金与正氏の主導により韓国との南北共同連絡事務所を爆破した際には、地方幹部から「生意気な青二才」などと批判する声が出たという。

 (参考記事:【写真】水着美女の「悩殺写真」も…金正恩氏を悩ませた対北ビラの効き目

デイリーNKジャパン

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