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コロナ変異種やはり市中感染 「ザル入国」原因か 中原氏「空港検疫で確認された時点で完全停止するべきだった」 (1/2ページ)

 懸念していた事態だ。厚生労働省は、新型コロナウイルスの英国型変異種に静岡県の男女3人と東京都の男性1人の計4人が感染したと明らかにした。静岡の3人は、海外渡航歴も渡航歴がある感染者との接触も確認されておらず、感染経路は不明。「特段の事情」で外国人の入国を認めてきた「ザル入国」により、変異ウイルスの市中感染が全国に広がっている可能性を示唆している。

 感染力が高いとされる変異ウイルスが国内で確認されたのは空港検疫を含め計45人。厚労省によると、静岡県の20代女性と40代女性は今月上旬に発症。その後、女性らと同じ保健所管内の感染者についてゲノム解析を実施したところ60代男性の変異種感染も判明した。

 国立感染症研究所の脇田隆字(たかじ)所長は「その地域で広く蔓延(まんえん)しているとは考えていない」と述べる一方、「市中感染が起きているかは調査中」とし、静岡県での監視を強化する方針を示した。

 東京都の20代男性は昨年12月31日に英国から入国。今月2日に発症し、都内の医療機関で入院している。

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