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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】旧友ニコライのシリア派兵 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 「去年、シリアに行ったんだ」

 それは、故郷の町で休暇中だった先週、近所のマーケットで偶然再会した旧友と話していたときに彼の口から出た言葉でした。その旧友ニコライは軍人で、彼らの部隊がシリアに行くように命じられたのは2019年の12月からの3カ月間でした。

 まず彼らがシリアに到着したときに感じたのは、シリアの冬が想像していたよりも暖かかったことで、駐留中に雪が降ったことは一度だけでした。そのかわり、しばしば雨が降るので道は常にぬかるんでいて靴はいつも泥だらけだったそうです。

 彼らの使命は、紛争解決のために地元の人々と良いコミュニケーションを取りながら地域をパトロールし、人道援助活動をすることで、部隊の基地はトルコとの国境近くにありました。ですので、この地域での平和維持活動はトルコ軍と合同で行ってるのですが、地域によってはアメリカ軍と合同パトロールをした例もあったそうです。

 実際、当時の状況は地元民同士の数回の銃撃を除いて比較的穏やかだったので、地域の人々はロシア軍に友好的でした。

 しかし、破れた服を着て農業に従事しながら老朽化した家で暮らす彼らの日常を目の当たりにした隊員たちは、シリア人が置かれた現在の過酷な生活状況に同情を禁じえなかったそうです。

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