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東京五輪に間に合わない!? 遅すぎるワクチンの5月接種 IOC関係者から慎重論も 「接種すればすぐに感染者減るわけじゃない」中原英臣氏 (1/2ページ)

 政府が新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、医療従事者や高齢者、基礎疾患がある人、高齢者施設の従業員への優先接種に続く、一般の人への接種開始時期を5月ごろと想定していることが分かった。報道各社が20日までに報じた。接種のピークは6~7月を見込むというが、それで東京五輪(開会式7月23日)に間に合うのか。世界206カ国・地域の選手らが来日できるのか。国際オリンピック委員会(IOC)関係者からは慎重論も相次いでいる。

 「人類が新型コロナに打ち勝った証しとして、また、東日本大震災からの復興を世界に発信する機会としたい」

 菅義偉首相は18日、施政方針演説で東京五輪について、こう語った。

 政府は2月下旬から同意を得た医師や看護師ら医療従事者約1万人にワクチンを接種し、安全性を確認したうえで、コロナの診療などに当たる医療従事者への接種に入る。重症化のリスクが高い65歳以上や基礎疾患のある人には4月末をめどに終わらせたい考えだ。

 政府全体の調整を担う河野太郎ワクチン担当相は、韓国紙・中央日報のインタビュー(18日公開)で、「スケジュールを見る限り、それほど遅れているとは思っていない。ワクチンがあるからこそ五輪も可能なので、確実にやっていきたい」と語っていた。

 ただ、五輪開催を危ぶむ声は海外から相次いでいる。

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