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【編集局から】親戚とワイドショーの話題で自戒 「反対することに意義あり」と言いっ放しになっていることはないか

 「緊急事態宣言をなぜ出さない」と声高に叫び、発令されたら「大量解雇、飲食店存亡の危機」などと言う。「日本のワクチン接種が進まない」と追及しながら、接種のスケジュール感が出てきたら「安全性は担保されているのか」と危ぶむ…。

 「どれも正しい指摘ではあるんだろうけど、見ている方としては内容うんぬんより、何でも否定という印象が強くてね」

 先日、親戚と電話で話をしている際、自然とテレビ、それも昼のワイドショーの話題となり、「イライラするんで、いまはその時間、ラジオにしてる」とうんざり気味に語っていました。

 地方で年金暮らしの親戚は特段、政府を擁護したり、政権のファンだったりするわけではありませんが、「何かが起きたとき、一番悪いのはうろたえて何もせず、ただ突っ立っていること。間違ってもいいから、進むのか、退くのか、別の方向にハンドルを切るのか、とにかく動くこと。経験のない事態のなかで、それなりにやっている方だと思うけどね、日本は」とも。

 批判精神は忘れてはならないことですが、得てして「反対することに意義あり」となり、代案を示すことなく、言いっ放しになりがちです。自分もそうなってはいまいか…。自戒を込めながら、電話を切りました。 (宣)

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