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【親も知らない今どき入試】「共通テスト平均点差ランク」 平均点は文系・理系ともにアップ「強気出願の可能性大」 (1/2ページ)

 今週は、共通テストの第1日程の平均点が昨年のセンター試験に比べて伸びた主要科目を紹介したい。大学入試センターが発表した科目別平均点の中間集計を基に、どの科目も100点満点に換算して比較した。

 初実施となった共通テストの第1日程は、混乱の中のスタートとなった。31年続いたセンター試験で、わずか2回しか実施されなかった得点調整が、公民と理科の2教科で実施されたのだ。各科目の平均点差が20点以上になった場合に実施される。点数が低かった科目に、いわゆるげたをはかせて得点をかさ上げする。表は得点調整前の平均点だ。得点調整後では、対象となった科目は昨年より平均点アップに変わっている。

 今年の共通テストは意外に高得点だった。大手予備校の関係者は「平均点は下がるとみられていましたが、センターからは公表されない5教科7科目の平均点は文系、理系ともアップしています。難関国立大人気が高まるのでは」という。

 共通テストに思いのほか手応えを感じ、強気の出願になるとみられる。東大、京大をはじめ旧7帝大や東京工業大、一橋大などの人気が高まりそうだ。

 ただ、コロナ禍で地元大学への進学志向も高まっている。地方の大学関係者は「例えば九州でも緊急事態宣言が出された福岡の大学を敬遠する傾向が出ており、地元の国公立大人気が高まっています。優秀な受験生も東大や京大ではなく九州大を目指す傾向が強まっているのかもしれません」という。

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