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【日本の選択】間違いであってほしい驚愕報道 日本外交、中国のウイグル弾圧を「ジェノサイド」と認めず いかなる国家の人権弾圧も許さぬ姿勢を (3/3ページ)

 本来であれば率先して批准すべきわが日本はこの条約に未批准である。このこと自体もどかしく思っていたが、今回、中国政府の新疆ウイグル自治区の重度な人権弾圧をジェノサイドにはあたらないと外務省が説明したと報じられた。間違いであってほしいと願わずにはいられない。

 ドナルド・トランプ前政権であれ、ジョー・バイデン政権であれ、中国のジェノサイドを許してはならないとの姿勢を米国は示した。

 中国の鼻息を仰ぎ、人権弾圧を容認するかのような発言をすることは、わが国の名誉、そして国益にかかわる重大事だ。

 文明国家、道義国家として、わが国は、いかなる国家の人権弾圧も許さぬ姿勢を明らかにすべきである。

 ■岩田温(いわた・あつし) 1983年、静岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、同大学院修士課程修了。拓殖大学客員研究員などを経て、現在、大和大学政治経済学部准教授。専攻は政治哲学。著書・共著に『「リベラル」という病』(彩図社)、『偽善者の見破り方 リベラル・メディアの「おかしな議論」を斬る』(イースト・プレス)、『なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか』(扶桑社)など。ユーチューブで「岩田温チャンネル」を配信中。

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