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【大前研一 大前研一のニュース時評】五輪「4年ずつずらす説」あり得るか 海外ではすでに東京五輪「無理」報道 (3/3ページ)

 フランスは16日から「より厳しい」夜6時からの外出禁止措置を実施しているが、感染者数は増加傾向が続いている。同国政府の医療顧問トップは「3度目の全国的なロックダウン(都市封鎖)が必要になる」との見通しを示している。延びるのはフランスにとっても渡りに船だ。

 28年開催予定のロサンゼルスも、感染死亡率が全米一高い。そう考えると、4年ずつずらすという説は、あり得るのではないか。あの1918年から世界的大流行したスペイン風邪も1920年には収まった。

 日本は政府と東京都、JOC(日本オリンピック委員会)の三すくみ。バッハさんも決断が出せない。ま、皆、悪者になりたくないということだ。ここは科学的な数字を出して、「これは無理ですよ」と3月、4月までに決めるしかない。海外ではすでに「無理」という結論が次々に報道されている。日本の意思決定の優柔不断さがこれからは続々と報道されることだろう。

 ■ビジネス・ブレークスルー(BBTch)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。

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