記事詳細

【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】ナワリヌイ氏釈放デモは空前の規模 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 こちらの長い冬休みが終わり、子供たちの学校では遠隔授業が始まり、ようやく日常が戻ってきました。

 最近、慣れなのかと思うほど、私が暮らす地域の市民がコロナウイルスに対してリラックスしていると感じます。

 政府は国内のコロナウイルスの状況は安定しており、徐々に制限を解除することが可能であると述べています。地域差はあると思いますが、ウラル地域の重篤な患者数はしばらく同レベルで推移しており、エカテリンブルクの大学では、間もなく遠隔教育から通学するフルタイムの教育に戻るでしょう。

 今年の1月は連日マイナス20度以下の気温が続き、ウラル地方の過去15年間で最も寒かった1月でした。外に出ると、スマートフォンを使うために手袋を脱ぐときの指先と同じように、鼻の先が凍って痛みを感じます。皮膚を損傷から保護するために特別なコールドクリームが必要になる場合がありますが、長い散歩の前にガチョウの脂肪を使用する人もいます。

 人々はひどい倦怠(けんたい)感を感じますが、春がすぐに来ないので耐え続けています。

 しかし、エカテリンブルクで日中の温度計がマイナス30度から上がらなかった先月の週末に多くの人々が抗議のために集まったのは非常に驚きでした。

 世界でもニュースになっていますので、ご存じの方も多いかと思いますが、発端は、現在治安当局に拘束されているアレクセイ・ナワリヌイ氏の釈放を要求する抗議からはじまったデモでした。それは私がこれまでこの街で見たこともなかったような大規模な抗議デモで、市の中心部にあるイセチ川の堤防付近は集結した人々でいっぱいでした。

関連ニュース