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私大志願者数ランク速報! 近大が8年連続の首位に王手…2位は昨年5位の明大が浮上 早慶は共通テストの対応で明暗 (1/2ページ)

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長も予想されるなか、私大入試の志願者数にも異変が生じている。主要55校の出願状況速報を検証したところ、志願者の減少が目立つにもかかわらず、一部の難関大で増加の動きがみられた。専門家は「今年から始まった大学入学共通テストの平均点が高く、強気の出願に出た受験生も多いのではないか」とみる。

 

 受験関連の分析に定評のある「大学通信」の協力を得て分析を行った。トップは近畿大で、確定まで首位を守れば8年連続となる。2位は昨年5位の明治大が浮上し、同年2位の早稲田大は3位となった。続く日本大、法政大とトップ5の顔ぶれにはここ数年変化がないが、いずれも前年同期と比べ志願者数は減少となった。

 大学通信の安田賢治ゼネラルマネジャーは、「共通テストを警戒し、昨年度のうちに進学先を決めてしまう受験生が多かったようだ。共通テストの志願者は前年のセンター入試から約2万人減少し、特に浪人生が前年度から2割減となった」と分析する。

 ただ、すでに志願者数を確定させた上智大、立教大、学習院大はいずれも難関大学ながら志願者数が増加した。ここ数年は受験生の安全志向が目立っていたが、「共通テストの平均点が高かったためか、強気の出願が目立つ。立教大や上智大など英語で民間試験も導入している大学では複数回の受験機会があり、高得点を提出できる仕組みが功を奏したとみられる」と前出の安田氏。

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