記事詳細

総務省幹部、菅首相の長男の勤務先から接待か 同省が調査開始

 総務省は3日、同省幹部が衛星放送などを手がける東北新社から接待を受けていたとの文春オンラインの報道を受け、国家公務員倫理法違反にあたる可能性もあるとして調査を始めたことを産経新聞の取材に明らかにした。報道では同社に勤める菅義偉首相の長男が接待に関与したと指摘している。

 総務省は文春の取材を受けて調査を開始。その結果、谷脇康彦総務審議官、吉田真人総務審議官、秋本芳徳情報流通行政局長ら計4人が昨年、東北新社から複数回接待を受けたことを認めたという。同省は人事院の国家公務員倫理審査会とともに接待の回数や金額など、詳細を調査する。

 国家公務員は割り勘であっても1人当たりの金額が1万円を超えると届け出が義務付けられている。今回は谷脇氏、吉田氏、秋本氏の3人が対象となっており、3人は3日までに届け出を提出したという。

 国家公務員は利害関係者から高額な接待を受けると国家公務員倫理法違反に問われる。東北新社は、子会社が総務省の認定を受けて衛星放送を運営している。幹部の3人は届け出を行わなかった理由を「利害関係者との認識がなかった」と説明しているという。

 首相は3日、文春の報道について「私自身は全く承知していない。総務省で適切に対応していると思う」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。(産経新聞)

関連ニュース