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私大志願者最終速報 早大が50年ぶり10万人割れの衝撃 数学必須化の影響甚大…来年度以降のコロナ対策でも明暗 (1/2ページ)

 私大志願者数の最新情報が判明した。8日時点の主要55校のランキング(別表)では、志願者が10万人を超えた学校は近畿大のみで、志願者数を減らす大学が相次いだ。3位の早稲田大は昨年から1万人以上減の約9万1600人で確定、10万人割れは約50年ぶりだというが、何が起こっているのか。

 「早大の志願者数は少なくとも1975年以来、10万人以上で推移してきた。減少の要因として考えられるのは、一部の学部で大学入学共通テストの受験を必須とし、数学I・Aを必須科目としたことではないか」と指摘するのは、受験関連の分析に定評のある「大学通信」の安田賢治ゼネラルマネジャー。

 共通テストの数I・Aを必須科目とした政治経済学部は一般入試の志願者数が昨年から約38%減少。同じく共通テストを必須とした国際教養学部も昨年から約37%減だった。対して、入試方式を変更しなかった法学部では志願者数がわずかに増加した。「政経を敬遠した受験生の受け皿として法学部が機能したのだろう。来年度は共通テストが難化する見通しもあり、しばらくこの傾向が続きそうだ」と安田氏。

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