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金正恩が ”韓国ファン” に与える「あらゆる残酷な罰」 (1/3ページ)

 国連の北朝鮮人権調査委員会(COI)が2014年2月に発表した最終報告書によると、北朝鮮に現存する管理所(政治犯収容所)は4ヶ所。1990年代には10ヶ所以上もあったが、大幅に減少した。

 政治犯収容所に警備隊員として勤務し、その恐怖の実態を告発し続けている脱北者・安明哲氏によれば、「そこでは人間が想像しうる、ありとあらゆる残酷なことが行われていた」という。まさに、実在する「地獄の一丁目」である。

 1993年のフルンゼ軍事大学同窓会によるクーデター未遂や、1995年の6軍団クーデター未遂が「血の粛清」に遭った際には、容疑者らの一族郎党が連日千人単位で送られ、収容者が大きく増えたという。

 (参考記事:同窓会を襲った「血の粛清」…北朝鮮の「フルンゼ軍事大学留学組」事件

 その後、管理所の数が減少したことについては、運営の効率化のためとも、国際社会の目を気にしたからとも言われているが、北朝鮮はここに来て、その施設を拡充する動きを見せている。

 デイリーNK内部情報筋は、当局が先月末、管理所の収容能力を高めよという指示を、国家保衛省(秘密警察)と社会安全省(警察庁)に下したと伝えた。収容すべき人が増えるから施設を拡充するということだが、そのターゲットになるのは「禁断映像」のファンたちのようだ。

 (参考記事:【写真】美人女優ピョン・ミヒャンの公開処刑で幕を閉じた「禁断の映画」摘発の内幕

デイリーNKジャパン

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