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「感染より餓死が怖い」北朝鮮国民、コロナ対策で生命の危機 (1/3ページ)

 日本では新型コロナウイルス特別措置法の改正にあたり、原案にあった懲役刑の罰則は、世論の反発で実現に至らなかった。しかし、世界の一部の国ではこうした罰則が既に導入されている。

 韓国では昨年5月、隔離中に自宅を抜け出し療養施設に収容されたが再度逃げ出した男性に対して、懲役4ヶ月の実刑判決が下されている。また、米ABCは昨年7月、自宅隔離命令への署名を拒否したケンタッキー州の夫婦に自宅軟禁の命令を下したと報じている。さらに、ドイツでは、自宅隔離を拒否する人を、少年院を改造した施設に強制収容していると、ドイチェ・ヴェレが報じている。

 北朝鮮も、コロナ規則違反者を次々に逮捕、強制収容しているが、人権尊重に配慮した上で強制隔離を行っている各国と同列に扱うことはできない。北朝鮮の刑務所と言えば、北朝鮮当局ですら人権侵害の酷さを懸念するほど環境が劣悪だ。

 (参考記事:若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態

 両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋が伝えたのは、昨年8月と11月に続き、先月末から3回目の封鎖令(ロックダウン)が下された、恵山(ヘサン)の状況だ。

 (参考記事:北朝鮮のコロナ対策の移動制限、撤廃されるもわずか9日で復活

デイリーNKジャパン

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