記事詳細

竹島の日 アシカ猟を歪曲した絵本 韓国の奇妙な歴史戦 (3/3ページ)

 韓国では、竹島のアシカを主人公にした絵本も複数出版されてきた。そのうちの1冊、『ごめんよ、独島アシカ』は、竹島を舞台にした韓国人少年とアシカの子のふれあいとともに、アシカ猟による一獲千金を狙って突如、襲来した日本人漁民の残忍さを際立たせて描写。アシカの血で海水が赤く染まる様子や、「独島アシカ大王」と呼ばれる巨大アシカが漁民をくわえたり、握ったりして反撃する絵も描かれている。

 日本統治時代、「被害者である韓国人は勇敢に日本に立ち向かった」という韓国特有の歴史観を竹島のアシカに投影させ、子供たちに愛国心を教え込む格好の題材にしようとする意図が読み取れる。

 巻末では、日本人とアシカが仲良く暮らしていた竹島を韓国に不法占拠され、会えなくなったという「嘘」を描いた絵本が日本にあると指摘。島根県による「竹島の日」の制定にも触れ、「独島を占有しようとする日本政府の動きを座視していてはだめだ」と訴えている。

 韓国側が仕掛けてくるアシカをめぐる歴史戦だが、隠岐の島町の大江寿町議(48)は根本的な疑問を投げかける。「これまで何度もソウルの独島体験館に足を運んでいるが、展示されているアシカ像は色が白く、まるでアザラシのようだった。実際に猟をしていないから、アシカがどんな生物か知らないのではないか」(産経新聞)