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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】米国がミャンマー軍に制裁、日本企業は痛手の可能性 中国は静観…軍との関係築きたい思惑も (1/2ページ)

 ミャンマーで軍によるクーデターが起きて混乱が続いている。市民らはデモによる抗議活動を展開しているが、軍は各地に部隊を派遣して、インターネットも遮断するなど統制を強めている。

 政権を担っていたアウン・サン・スー・チーさんは拘束されてしまった。複雑な歴史的背景を持ち宗教対立や紛争が長く続いてきたミャンマーで、スー・チーさんは民主化の象徴だった。それまでの軍事政権からの脱却を目指して民主化を進めていたわけだけど、また元の時代に引き戻されてしまったわけだ。

 アメリカのジョー・バイデン大統領は、クーデターが発生した当初から強く非難していた。彼らはスー・チーさん側に味方しているわけだね。さらにここにきて、主導した軍の幹部などに制裁を科すとしている。

 ただ、アメリカの制裁は日本にとってマイナスの影響を及ぼす可能性がある。民主化で外国資本を受け入れてきたミャンマーは、日本にとっても新たなビジネスパートナーだからね。

 日本企業はミャンマーを中国に代わるアジアの生産拠点にしたいと進出して、現地からも歓迎されていた。それがアメリカの制裁によって日本企業の活動も制限されれば、これまでの投資が無駄になって大きなダメージを被るかもしれないよ。

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