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「免疫逃避ウイルス」への効果は? ワクチン接種開始、体感は「頭痛や倦怠感なく…精神的な安心感大きい」 米国立研究機関博士研究員・峰宗太郎氏が解説 (1/2ページ)

 国内で医療従事者への先行接種が開始された新型コロナワクチン。すでに海外では大きな効果を発揮しているが、国内で接種例が増えるにつれ、副反応を強調する報道が増えることも考えられる。一方で、ワクチンが効きにくいとされる変異株も心配だ。米国立研究機関博士研究員の峰宗太郎氏に、改めてワクチンの真実と、接種に向けた心構えを尋ねた。

 

 ワクチン接種が進むイスラエルでは顕著な効果が出ているという。「接種者と非接種者を比べ、接種者で約94%で発症が抑止でき、臨床試験を裏付けることになった」と峰氏。

 峰氏自身も米国で1回目の接種を終えたというが、その体感は-。

 「接種時の痛みは少なく、2~4日程度、接種部位に筋肉痛のようなものは出たが、以降は消え、頭痛や倦怠(けんたい)感などの症状もなかった。何よりも精神的な安心感が大きい」

 米ファイザー社などのワクチンは2回接種を原則としている。

 峰氏は、「1回目の接種で抗体ができるまでは時間がかかり、10日程度は接種していないのと同じ状況と考えた方がいい。2回目で抗体価が上がるまで、また数日程度かかる。地域で流行が収まるまでは、これまでと同じような生活や感染対策を続けるのがベストだ」と指摘する。

 米疾病予防管理センター(CDC)のデータでは、今月7日時点で米国で接種を受けた人のうち、副反応の一種、アナフィラキシーが起きたのは100万人当たり2~5人にとどまった。

 ただ、ワクチンを接種した「300人のうち4分の1が体調を崩した」という報道や、接種後の異変をつづる告白談など、ワクチンに関する不安な情報も少なくない。

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