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【松井一郎 維新伝心】十分な対策とれば聖火リレーは可能 橋本氏の五輪組織委会長としての資質は申し分なし (1/2ページ)

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は先週、発言問題で辞任表明した森喜朗会長(83)の後任に、五輪相だった橋本聖子氏(56)を選出した。これを受けて、菅義偉首相は、橋本氏の後任に丸川珠代元五輪相(50)を再登板させた。

 橋本氏は、夏季、冬季合わせて五輪に7度出場したオリンピアンだ。1992年アルベールビル大会のスピードスケート1500メートルで3位となり、日本女子では冬季五輪初のメダルを獲得している。参院議員当選5回のベテランであり、会長としての資質は申し分ない。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長も「最適な人選」という声明を発表した。

 過去のセクハラ騒動を取り上げる報道もあるようだが、橋本氏は真摯(しんし)に反省している。ネガティブシンキングなのか、誰がなっても、何をしても、いつも批判ばかりしている一部メディアも存在する。五輪開催まで5カ月余り。新型コロナウイルス対策に万全を期して、大会成功のため進み出すべきだろう。

 こうしたなか、島根県の丸山達也知事は17日、県内で実施する予定だった東京五輪の聖火リレーについて、「開催すべきでない」と中止の意向を表明した。丸山知事は「新型コロナの感染拡大を封じ込めるための政府や東京都の対応に不満がある」と取材に語り、五輪自体の開催にも反対する考えを表明した。

 日本には「言論の自由」があり、そういう主張をすることに反対はしない。新型コロナ対策も、人間のやることだけにミスはある。不満もあるだろう。丸山知事の思いも想像はできる。

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