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中国が台湾からパイナップル輸入停止、「不当な圧力」で日本の出番か 石平氏「甘くておいしい、日本人の認知広まれば」 門田氏「東日本大震災、台湾の支援を忘れるな」 (1/2ページ)

 習近平国家主席率いる中国政府は1日から、台湾からのパイナップル輸入を停止した。昨年以降、検疫で有害生物を何度も検出したと説明しているが、台湾側は納得しておらず、中国の「不当な圧力」と訴えている。台湾といえば、まもなく10年となる東日本大震災で250億円という莫大(ばくだい)な義援金を送ってくれた。今こそ日本の出番かもしれない。

 「台湾のパイナップルが、中国による不公正な貿易のターゲットになっている」

 台湾の蔡英文総統は2月26日、中国政府が、台湾パイナップルの輸入停止を同日発表したことを受け、英語で発信した。桃園市の鄭文燦市長も「我々はそれでも決してたじろぎません」などと日本語で投稿した。

 台湾のパイナップル生産量は2020年は約43万トンで、うち約4万5000トンが輸出され、95%超が中国向けだった。日本におけるパイナップルの輸入は19年のデータで約15万3000トンだが、台湾からの輸入は約982トンと全体の1%にも満たない。

 このため、台湾は今後、日本などへの輸出を拡大する方針という。

 ちなみに、オーストラリアは昨年4月、中国に対して新型コロナウイルスの発生源に関する調査を求めた。中国は翌5月、オーストラリア産食肉を「検閲上、違法な状況があった」として輸入停止にした。

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