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【最新国防ファイル】自衛隊のコロナ対策 迷彩柄マスク、体温測定…地道に予防し訓練 (1/2ページ)

 防衛省・自衛隊においても、新型コロナウイルス対策は重要なものとなっている。陸海空自衛官のコロナ感染者数は累計1067人(2月24日発表分)。ある幹部は「日本全体で見れば、コロナ感染者数は減少傾向に向かっているが、残念ながら、自衛官については増えている」と話した。

 自衛官の総数は約25万人。訓練や生活など、集団生活を行っている組織であるがゆえ、民間企業や他の省庁と比べても、感染しやすい状況ではある。分母も大きいため、悪目立ちをしているが、決して感染対策を怠っているわけではない。

 春を迎え、陸海空自衛隊でも新隊員が入隊してくる時期となった。

 そんななか、自衛隊は「令和3年3月・4月入隊・入校予定者の皆様へ」と題したお知らせを出した。そこには、感染(疑いを含む)により、予定日に入隊できなくとも、回復後に改めて入隊の日を個別調整するので、安心してほしい、と書かれていた。

 これについて、陸自幹部は「現在、各基地・駐屯地では、必死にコロナ対策を行っている。今恐れているのが、外からウイルスが持ち込まれること。着隊(=初出勤日のようなもの)は、その可能性をはらんでおり、戦々恐々としている」と語った。

 特に密になり、勤務することが多い海上自衛隊の艦艇勤務などは注意が必要だ。昨年、情報収集のため、中東へと派遣された護衛艦「むらさめ」で、陽性者が確認され、出港が遅れるなど、実任務にも影響が出た。

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