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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】菅政権と東京五輪、本当に7月開催できるのか? 「そのうち収束」楽観的に構えず最悪のケース想定を (1/2ページ)

 期待値が高かった菅義偉首相だけど、最近の支持率はあまり思わしくない。コロナの対応などをめぐり、不支持の声が高まっている。

 当初は、割と早い段階で解散総選挙に踏み切るのではないかといわれていた。ただ菅さんはコロナ対策と経済対策を優先して、解散は「今年の秋までのどこか」とした。確かに内閣が発足してから早々に解散に踏み切っていれば期待通りに勝てたのかもしれないが、コロナの新規感染者がどんどん増えていた時期だったから反発も必至だ。そう考えると、不支持の声が高まるという点では同じだったかもしれない。

 まあ、本来であれば別の人が責められるはずなのに、何でもかんでも「政府のせいだ」と批判の矛先が菅さんに向かってしまうという、かわいそうな部分もあると思うんだけどね。

 巻き返すための東京五輪開催もどうなるか分からない。開催できれば「日本はコロナ禍を乗り越えた」と強くアピールできるだろうけど、本当に今年7月にできるのか。

 今年1月にイギリスのスポーツ選手が「東京五輪は2024年に延期すべきだ」と表明したことがあった。正論ではあるけど、ビッグビジネスが絡んでいるイベントだから、当事者としては簡単に決断できないよね。

 東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗前会長や自民党の二階俊博幹事長も再延期に否定的だったし、仮にIOC(国際オリンピック委員会)ではなく、日本側から「今年の五輪は開催しません」といったら、貧乏くじの集中砲火が一気に押し寄せるかもしれないし。

 海外からの観客を受け入れるかどうかは今月中に結論を出すとしている。見送る方針のようだけどね。

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