記事詳細

平沢勝栄復興相が語る「新たな決意」 「福島=原発事故」のイメージを「最先端研究の街」に 「被災地に自信を持ってもらえるようにする」 (1/2ページ)

 平沢勝栄復興相(75)が、東日本大震災から11日で10年を迎えるにあたり、夕刊フジのインタビューに応じた。これまでの復興や、数十年先まで見据えた、被災者に寄り添った街づくり、危機管理の重要性、「復興五輪」をうたった東京五輪・パラリンピックへの期待など、率直な思いを語った。

 

 「数百年に一度の自然災害でも、万全に備えておくのが危機管理の要諦だ。あの日を思い返すと、想定外はないのだと改めて感じる」

 平沢氏はこう語った。

 10年前、発災から1週間後に宮城県女川町などに入り、被災者支援を行った。街がそっくり消え去った姿に衝撃を受け、犠牲者が安置された体育館では悲嘆に暮れる遺族らと悲しみをともにした。

 「被災地はハード面では立ち直ってきた。高台も、宅地も、公共施設もできた。だが、『心の復興』はこれからだ。人口減が続くなか、どう魅力的な街をつくるのか。今後は『創造的復興』をキーワードに、数十年先まで見据えた持続可能な街づくりが課題となる」

 具体的には何か。

 「例えば、福島県の浜通りにロボットやエネルギー、医療などの国際的な研究、教育にあたる機関をつくる。異常気象による災害にも万全に対応でき、人口減も克服できるような安全で活気ある街を4~5年後には完成させたい。『福島=原発事故』のイメージを『福島=最先端研究の街』に変え、被災地に自信を持ってもらえるようにする」

関連ニュース