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「6年以内に台湾侵攻」軍機による相次ぐ挑発行為、中国の野心にどう対峙 日米豪印「QUAD首脳会談」きょう開催 (1/3ページ)

 日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」の首脳会合が12日、オンラインで開催される。議題は、新型コロナウイルス対策やミャンマー情勢など多岐にわたるが、世界が注視するのは、軍事的覇権拡大を進める中国共産党政権に、4カ国がどう対峙(たいじ)するかだ。米インド太平洋軍司令官は首脳会合直前、中国が6年以内に台湾侵攻する危険性について議会で証言した。自由主義諸国は「自由で開かれたインド太平洋」構想を貫徹できるのか。

 「中国は今世紀半ばまでに世界的な指導力で米国に取って代わろうと野心を強めている」「通常戦力による対中抑止力が崩壊しつつあり、米国および同盟国にとって最大の危機となっている」「台湾が、中国による野心の標的であることは確実だ。今後6年で明確になるだろう」

 フィリップ・デービッドソン米インド太平洋軍司令官は9日、上院軍事委員会の公聴会でこう語った。中国が2026年までにインド太平洋地域で軍事的優位に立とうとしているとの認識も示した。

 確かに、ジョー・バイデン米政権が誕生した1月以降、中国軍による「台湾への挑発行為」が続いている。

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