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自衛隊の深刻な「桟橋問題」 重要な補給基盤が沈没しかけている 修理費用要求したが回ってこず…尖閣防衛に支障、事故が起きたらどうするのか (1/2ページ)

 「午後の参院予算委では南西諸島防衛について説明。補給基盤や後方支援の強化は非常に重要です」

 岸信夫防衛相は5日、自身のツイッターでこう発信した。私は「やっと補給基盤の重要性を認識する防衛相が現れた」と感じた。ここで見過ごされてきた、重大な補給基盤問題をお伝えしたい。

 尖閣諸島に最も近い海自護衛艦のいる基地は佐世保だ。補給艦を使う場合もあるが、燃料や食料、武器弾薬の補給は基本的に母港で行う。この基地の崎辺地区にある大田燃料庫の桟橋が沈みかけているのだ。

 自衛隊の油船(燃料の補給船)は、この桟橋で燃料を載せて、護衛艦の給油に向かう。だが、近くを通過する船の波をかぶって桟橋先端部分での作業は危険だそうだ。

 現場は、桟橋の修理費用を何度も何度も要求したが、佐世保施設課に修理費が落ちてこないという。

 地味な補給や輸送、人材獲得などの兵站部門の予算は最後に回されることが多いが、この桟橋が沈没すれば、尖閣防衛を担う護衛艦への給油に支障が出かねない。事故が起きて、万が一、自衛官らが巻き込まれたらどうするのか。

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