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揺れ続ける日本列島、東北に続き和歌山・熊本も 「南海トラフ巨大地震」のきっかけになる恐れ、30年以内の発生確率70~80% (1/2ページ)

 和歌山県北部で15日午前0時26分ごろ、震度5弱の地震があった。14日には熊本県で最大震度4の地震も観測。こうした内陸型の地震は南海トラフ巨大地震のきっかけになる恐れもあると専門家は指摘する。発生から10年の東日本大震災でも大きな余震が断続的に発生するなど、地震列島の鳴動が続いている。

 和歌山県の地震は、震源の深さが約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4・6と推定される。震度5弱を観測した和歌山県湯浅町の県警湯浅署員は「縦揺れが『ドン』と短く、大きく揺れた」と話した。和歌山市内でも震度2が観測された。

 14日に発生した熊本の地震も、震源の深さは約10キロと浅く、地震の規模はM4・4と推定される。熊本市南区や宇土市内などで震度4を記録した。

 夕刊フジで「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」(毎週木曜)を連載する武蔵野学院大学の島村英紀特任教授は、「和歌山は特に有感地震が多い地域といわれ、戦前から観測施設が設けられたが、いまだその理由は解明されていない。熊本の場合は2つの断層が重なる点で発生しており、2016年の熊本地震の余震と考えられる。列島ではこうした内陸直下型地震が不意に襲うことがある」とみる。

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