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【加賀孝英 スクープ最前線】バイデン大統領の「職務能力」に懸念 国防長官と国防総省の名前を忘れ、香港やウイグルでの人権弾圧“容認”発言…電撃的な米中関係修復もあり得る (1/3ページ)

 世界が注視する重要な外交日程が続いている。日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」の首脳会合(12日夜、オンライン)に続き、16日には日米の外務、防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)が開催。4月前半には菅義偉首相が訪米して、ジョー・バイデン大統領と対面で初の首脳会談を行う。習近平国家主席率いる中国共産党政権による軍事的覇権拡大が続くなか、「日米同盟の真価」が注目される。ただ、日米当局関係者からは、不安を感じさせる報告が相次いでいるという。米中による水面下協議情報とは。ジャーナリストの加賀孝英氏による最新リポート。

 「4月前半の日米首脳会談が電撃的に決まった。バイデン氏にとって、1月の大統領就任後、菅首相は初めて直接会談する外国首脳となる。日米同盟を最重要視している証拠だ」

 官邸関係者はそう語った。

 バイデン政権の外交が活発化している=別表。

 12日夜のクアッド首脳会合で、日米豪印の首脳は、中国を念頭に、「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現に向け、連携を確認した。

 15日には、アントニー・ブリンケン米国務長官と、ロイド・オースティン米国防長官が来日し、翌16日に茂木敏充外相と岸信夫防衛相と、日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開催する。台湾・尖閣有事(=中国による台湾侵攻、沖縄県・尖閣諸島強奪)や、北朝鮮の完全非核化と拉致問題、自衛隊と米軍との合同訓練などを協議する予定だ。

 18日には、米アラスカ州アンカレジで、ブリンケン氏と、ジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が、中国の外交担当トップの楊潔チ(よう・けつち)共産党政治局員、王毅国務委員兼外相と会談する。

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