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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】赤ちゃんを救えなかった女医の悲劇 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 それは小さな町のいつもの朝でしたが、アンナにとっては悲劇の始まりの朝でした。

 35歳のアンナは総合病院の入院部門に勤務する小児科医です。

 この朝のアンナは妊娠中のつわりがひどく、仕事の交代シフトに40分遅れることになったのですが、彼女がちょうど不在だったときに救急車が生後1カ月の男の子を運んできました。

 その赤ちゃんは先天性疾患を患っており、病院に運ばれてきた時にはすでに昏睡状態でした。

 アンナが病院に到着するまで入院部門には誰もいなかったので、救急隊員は緊急蘇生できる麻酔科医がいる集中治療室に直接赤ちゃんを運ぼうとしましたが、麻酔科医からは他の患者で忙しいという理由で拒否されました。

 その上、他の科の医師たちも多忙を理由に、赤ちゃんを診察しようとしなかったので、最終的に昏睡状態の赤ちゃんとその親はアンナの到着を待つ羽目になったのです。

 数十分後、遅れてきたアンナは仕事につくとすぐに赤ちゃんを集中治療室に連れて行き、診察中の麻酔科医に無理やり頼みこんで蘇生処置を試みましたが、赤ちゃんを生き返らせることはできませんでした。

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