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【親も知らない今どき入試】「2021年首都圏私立中志願者」ランク 受験生は6年連続増加の6万人超え 面倒見の良さがコロナ禍で再注目 (1/2ページ)

 今週は中学入試の志願者数ランクを紹介したい。

 今年の首都圏の国私立中学入試受験者数は、6年連続で増加し、公立中高一貫校をあわせると6万人を超え、首都圏の小学生の中学受験率も20%を超える。

 塾の講師は「コロナ禍で不況が近づいていると言われますが、今年は私立一貫校の人気が上がりました。大きな理由としては、昨年の休校中に私立はほとんどの学校でオンライン授業を実施しましたが、公立の学校では実施しなかったところも多く、面倒見の良さなら私立と再認識した保護者も多かったからでしょう」という。

 中高一貫校の中にはすでに、全生徒にタブレット端末を持たせて教育していた学校もあった。しかし、多くは急きょオンライン授業を実施したところが多かった。オンライン授業を受ける準備のない家庭には、端末や受信装置などを貸し出して実施したようだ。

 そのコロナ禍の中、志願者トップは栄東で7年連続1万人超だ。2位は開智、3位は東京都市大付、4位は広尾学園、5位は東邦大付東邦の順だった。トップの栄東の志願者が減っている。

 塾講師は「コロナ禍で東京や神奈川にある学校を第一志望にする受験生は、試し受験の埼玉や千葉の学校の併願を減らしたことが影響しているのでしょう。栄東はコロナ禍を考え、受験生の集中を避けるため1月10日と12日の試験日を選択できるようにし、試験会場入場も時間を変えるなど徹底したコロナ対策をとったことで、志願者が減ったとみられます。受験生の集中が避けられて、よかったのではないでしょうか」という。

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