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日本海に北朝鮮の弾道ミサイル2発 日本のEEZ外に落下、昨年3月以来 「東京五輪を利用した文政権の南北改善は困難に」西岡氏 (2/2ページ)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は1月の党大会で、米国を「最大の主敵」と明言し、軍備増強と新兵器開発を打ち出していた。今月21日には、短距離の巡航ミサイル2発を発射したと、韓国の聯合ニュースが24日に報じた。短距離の巡航ミサイルと違って、弾道ミサイルの発射は米国や日本を即刺激する。

 日米韓の安全保障担当高官の協議を見据えた動きなのか。

 北朝鮮情勢に詳しい麗澤大客員教授の西岡力氏は「北朝鮮は厳しい経済制裁を受け、社会不安に陥っている。正恩氏は、米中対立を利用し、米国と距離を置く姿勢を鮮明にした。日米韓が連携を深める動きを揺さぶり、くさびを打ち込むためにミサイルを発射したともいえる。(『従北』とされる)韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は東京五輪を利用して、南北関係を改善し、米朝首脳会談を画策していたが、これで手がなくなった」と分析した。

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