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中国製ワクチン推すバッハ会長 IOCと組織委の足並み揃わぬ東京五輪 (2/2ページ)

 ◆「選手全員にPCR検査」本当にできる?

 昨年12月に政府、東京都、組織委がまとめたコロナ対策の中間整理では、五輪選手に対して入国時だけでなく、滞在中も4~5日おきにPCR検査を実施するとした。最近になって橋本聖子・五輪組織委会長はその頻度をさらに増やすことを検討しているとも述べている。

 しかし、日本ではPCR検査の約半数を輸入品に頼っている。朝日新聞(2月11日付)によれば、昨年11月から海外メーカーが自国需要を優先したため輸入量が激減。市場在庫が枯渇しているという。

 五輪には200を超える国・地域から約1万人の選手が参加し、大会関係者の総数は約5万人。日本のPCR検査数は今年1月20日頃のピーク時で1日約10万件。現在は5万件前後にとどまっている。日本国内の要検査者に加えて五輪選手全員に検査ができる状況にはない。

 ※週刊ポスト2021年4月2日号

NEWSポストセブン

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