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「中国最強」全否定 バイデン大統領、初の公式会見で親中を返上か 日米豪印に英とEUを加え牽制 現在78歳、次期大統領選の再出馬も視野 (1/3ページ)

 ジョー・バイデン米大統領は25日(日本時間26日)、歴代大統領では最も遅い就任65日目で、初めての公式記者会見を開いた。習近平国家主席率いる中国が軍事的覇権拡大に突き進むなか、今後の世界情勢を「民主主義勢力と専制主義勢力の戦い」といい、「(中国が最強の国になる)事態は起こらない」と語った。北朝鮮が発射した弾道ミサイルについては「国連安全保障理事会決議に違反する」と断言した。就任以前から「親中」懸念が伝えられていただけに一定の評価はできそうだが、以前から付きまとっていた“高齢不安”も露呈した。

 ホワイトハウスで開かれたバイデン氏の公式記者会見。後ろには星条旗が掲げられていた。

 バイデン氏は、世界各国がコロナ禍に苦しむなか、経済的・軍事的覇権拡大を進める共産党政権の中国について、「中国は、世界を率いる最も裕福で最強の国になるのが目標だ」と指摘したうえで、「私が(大統領として)にらみを利かせている間は、そんな事態は起きない。米国は成長し拡大し続ける」と語り、国際社会における米国の主導的立場は譲らない考えを打ち出した。

 また、2月11日の米中電話首脳会談で、「米国は自由や人権をめぐる価値を重視しており、中国による人権蹂躙(じゅうりん)には容赦なく声を上げ続ける」「険しい競争関係になるだろう」と習氏に伝えたことを明らかにし、香港や新疆ウイグル自治区での人権弾圧に対峙(たいじ)する姿勢を強調した。

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