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「反逆者の末路を見ておけ」金正恩、軍将校ら11人を銃殺 (1/3ページ)

 両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋は、国境警備隊第25旅団の隊員、軍官(将校)11人が先月20日、普天(ポチョン)郡の樺田里(ファジョンリ)で銃殺されたと伝えた。川向うの中国にも銃声が響き渡ったことだろう。

 経緯は詳らかにされていないものの、最近まで行われていた検閲(監査)の結果に基づくもので、国境を守るべき国境警備隊員が密輸に加担する現象が根絶されないことに対して、当局は「もはや我慢できないという心情で、芽を摘むことにしたのだろう」(情報筋)ということだ。

 新型コロナウイルス対策で国境を封鎖している現状では、密輸は防疫ルール違反となる。金正恩総書記は防疫ルールの違反者に、軍法を適用するよう命じている。

 銃殺後、「やつらは反逆者だ」「やつらの末路を目に焼き付け、覚えておくべきだ」などと言ったプロパガンダが続けざまに行われ、国境警備隊のみならず、密輸で生計を立ててきた多くの地域住民の間にも恐怖が広がっているという。

 (参考記事:女性芸能人らを「失禁」させた金正恩の残酷ショー

デイリーNKジャパン

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