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菅首相、7日に全漁連会長と会談 原発処理水放出へ最終調整

 政府は、東京電力福島第1原発の処理水処分問題をめぐり、早ければ13日に関係閣僚会議を開く方向で調整に入った。これに先立ち、菅義偉首相は7日にも処理水の海洋放出に反対する全国漁業協同組合連合会(全漁連)の岸宏会長と面会する。放出決定に向けた検討は大詰めとなった。

 「漁業関係者との意見交換は極めて大事だ。いつまでも(問題を)放置するわけにはいかない。どうすることがいいのか意見交換したい」

 菅首相は6日放送のBS日テレ番組で語った。

 第1原発では、増え続ける汚染水を浄化した後の処理水の保管タンクが敷地を埋めている。東電は、タンク容量が2022年夏ごろに満杯になると試算している。

 海洋放出には、風評被害を懸念する漁業者が反発している。菅首相が岸会長と面会し理解を得られるかが焦点だ。