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【松井一郎 維新伝心】3府県で「蔓延防止等重点措置」開始 変異株拡大、五輪聖火リレーは代替措置を検討 感染防止対策と社会経済活動の両立必要 (2/2ページ)

 ただ、見回り隊の目的は取り締まりではなく、あくまで「徹底的な対策の呼び掛け」だ。専門家によると「マスク会食」は効果がある。食べるときだけマスクをずらし、話すときはマスクをする。最初は面倒だが、慣れてくると大きな負担にならない。感染拡大を防ぐ、正しいアクリル板の設置方法なども含めて説明していきたい。

 大阪市内では14日に、東京五輪の聖火リレーが予定されていたが、吉村洋文知事は5日、「(大会組織委員会に)大阪市内の公道の聖火リレーの中止を要請する。合わせて何らかの代替措置の検討も要請する」と記者会見で述べた。変異株の脅威がある限り、残念だが仕方ない。

 代替措置とは、公園内など、一般の人が入れないエリアで行うものだ。ランナーに選ばれた方々にとって、「平和や希望の象徴」とされる聖火は何としてもつなぎたい。病気を克服して参加する人にとっては、生きる力になっている。組織委員会は7日までに判断するというが、前向きな返答を待っている。

 ともかく、高齢者へのワクチン接種は来週から順次始まる。欧米の状況を見ていると、接種を受けた人々の新規感染や重症化率は減っているようだ。ワクチン接種が広がり、人類がコロナに打ち勝つまでは、感染防止対策の徹底と社会経済活動を両立していくしかない。(日本維新の会代表、大阪市長・松井一郎)

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