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【高橋洋一 日本の解き方】野党の能力不足は“国民の不幸” 批判ありきの新型コロナ対策、ウイグルの人権問題も及び腰 (1/2ページ)

 立憲民主の枝野幸男代表は、3月18日の衆院議院運営委員会で、新型コロナウイルス緊急事態宣言の解除に関して、「解除を強行して第4波を生じたら、内閣総辞職では済まない」と述べた。

 コロナ対策について立憲は、「ゼロコロナ」戦略を発表して、台湾を例示したが、これは無理難題だ。たしかに台湾の新型コロナ対策は世界一だが、日本も、民主主義国の中では世界でトップ10に入るくらいの好成績だ。

 蓮舫代表代行は民主党政権時代、「世界一になる理由は何があるんでしょうか」と発言したが、まさにその言葉が今は必要だろう。成績が10番以内なのに、1番でなければダメだというのは、批判のための批判ではないのか。

 そもそもコロナ対策は、ある程度の患者がいても医療崩壊させないことが重要だ。その意味で、「ゼロコロナ」ではなく「ウィズコロナ」が正しい。

 患者数をより強く減らすためには、経済活動を過度に抑制しなければならない。それで雇用が失われたら、自殺などでコロナよりも多くの死者になる恐れもある。「ゼロコロナ」の発想は、それを理解しているかは不明で、より多くの命が失われかねない。

 ちなみに日本はコロナの感染の少なさが世界トップクラスだ。財政出動も世界トップクラスで、経済の落ち込みをこれも世界トップクラスに抑えている。

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